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AIの今後の動向



こんにちは!東京こころ日本語学校の進路指導担当です。


今回は、AIの動向について、私が学生に伝えていることをブログで共有したいと思います。


OpenAI が2022年11月に公開した生成AI 「ChatGPT」は世界から非常に注目され、ブレイクスルー技術として世の中を席巻しています。それ以降、AI技術の進化は非常に速く、生成AIのさらなる改良や、絵や文章の生成に加えて、動画や音楽の生成も可能になっています。


下図に示すように21世紀から始まるAIを利用したデジタル技術は第4次産業革命と言われています。

名称

開始時期

内容

第1次産業革命

18世紀末

蒸気機関による工場機械化

第2次産業革命

20世紀初

電力を用いた大量生産

第3次産業革命

20世紀後半

電子情報技術による自動化

第4次産業革命

21世紀

AIを利用したデジタル技術


この社会の趨勢に乗じて、近年、情報系 / AI・データサイエンス分野を学べる学部・学科を新設する大学や、AI学科を設けている専門学校が増えていて、他の学科に比べてAI関連学科の出願者倍率が増加しています。


AIの研究開発は、主に理学部や工学部の「情報」系学科で行われています。これらの学科では、Pythonなどのプログラミング言語や数学・統計学の知識、機械学習やディープラーニングなどの知識を段階的に習得していくことで、徐々に高度なAI開発にも挑戦できるようになるでしょう。一方、AIを手段として活用する学科もあります。最近は、バイオ(生物学)系、医療系、経済学系、社会学系(地域創生など)の学部・学科でも、AI分野を扱うケースが増えています。


AI技術の進化に伴い、AIを活用したデータ分析、業務自動化、製品開発などの需要が急増しています。しかし、多くの企業が必要なAIスキルを持つ人材を確保できず、導入や運用が進まないケースが増えています。経済産業省の報告によると、日本では2030年までにAI・データサイエンス分野で約79万人の人材が不足すると予測されています。


IT企業だけでなく、あらゆる企業でもAIに詳しい人材を採用する動きが広がっています。AIアプリの開発や、AIを利用するための知識やスキルを持っているということが、どんな職種でも必要となる時代が来るでしょう。しっかりAI関連のスキルを身につければ、憧れの職業に就けるチャンスは大きいと思われます。


これからの進路選択において、AI関連分野を視野に入れた方がよいかもしれません。

 
 
 

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