こんにちは!東京こころ事務局です!
本日、3月23日は、東京こころ日本語学校の卒業式でした!天気は生憎の雨でしたが、無事に卒業生を送り出すことができ、我々一同ホッとしています。
学生の成長
式中感じたことは、卒業生の顔つきが入学当初とは全く違うことでした。
コロナ禍を抜け、ようやく来れた初めての日本に目を輝かせていたり、楽しみと緊張を持ち合わせていたり、真剣な表情で我々の話を聞いていたり、少し不安な様子だったりと、当時のみんなの表情をふと思い出しました。
※2022年4月18日入学式の写真
1年間の学習を修了し、卒業式を迎えた今日、学生の表情には学び抜いた自信があり、次のライフステージへの覚悟を持ち、たくましく、なにより全員が今日という日を祝福しているリラックスした表情が見受けられたのがとても印象的でした。
※2023年3月23日 卒業式 集合写真
それでは、卒業生のみなさん、本日はおめでとうございます。
という内容だけではブログとして冴えないので、1年間学んだ学生を通して感じた部分を書きたいと思います。
すでに日本では、マスクは原則着用不要になっていて、個人の判断に任せています。
学校も同様の方針を採っていますが、現在でも日本語教師は、リスクヘッジと学生への配慮を行い、マスクを着用しながら授業に臨んでいます。
一方、学生はというと、これまた同じくほぼ全員が着用して授業を受けていました。
これには少しびっくりしました。着用不要のアナウンスをした時は、次の日から全員ノーマスク状態になるだろうと踏んでいたのですが、結果的にはほとんどが着用しながら授業を受けています。
でもそれって、もしかして、彼らも我々に対する配慮を行って(くれて)いるのでは?
そんな風に思いました。
語学の学びを通じて日本文化を知り、日本社会の中で生活するという経験を経て日本人への理解を示す、それが、このような(マスク着用という)行動選択に繋がっているのではないかと思います。
実際に、学生と話していると、会話の中で日本語教師へのリスペクトが見られることが時間が経つにつれて多くなっていると感じ、優しい学生たちだな〜と何度も思いました。
もちろん学生本人に聞いてみないと分かりませんが()、きっとそうです✊笑
海外留学は、自身のマインドに大きな変化を及ぼすものですが、昨日より今日と良い変化が感じられる学生を見ると、日本語教師の学生に対する姿勢と授業の取り組み方も評価できるのではと思います。
来月から新年度を迎える我々も、より一層励んでいきたいと思います!
改めて卒業生のみなさん、本日はおめでとうございます!
最後に本日の卒業式の様子をショートムービーでどうぞ!
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