秋も深まり朝晩が冷えてくると、もうそろそろ冬かな?と思う季節になります。
暦の上では、冬の始まりを告げる「立冬」を迎えます。

立冬とは

立冬は、冬が立つと漢字で書くように、冬の始まりを意味します。
「立」は、季節の変わり目や始まりを意味します。「冬」は、気候が寒くなり虫や動物たちも冬眠する時期を意味します。実際には冬ではなく秋の紅葉シーズンですが、暦の上では冬の始まりのことを言います。
しかし立冬の時期は、まだまだ紅葉が美しい季節。冬というよりは秋といった印象が強いかもしれません。
立冬を含めた、立春・立夏・立秋は四立(しりゅう)と呼ばれ、季節の大きな節目とされています。

二十四節気

立冬は1年を24に分けた「二十四節気」の19番目の季節のこと。
節気は15日ごとに変わって、約半月ごとに季節の変化を表しています。昔から農業を行う人々にはとても重要なものとなっています。
また二十四節気は中国から伝わったもので、日本と中国とでは気候も違うので、季節のズレも生まれなかなか実感できないという人もいるかもしれませんね。

立冬に食べられるものは?

立冬に食べられる食べ物というのは、これといって決まっていません。
立冬が伝わってきたとされる中国では、次のような言葉があります。
「立冬補冬、補嘴空」
この言葉を簡単に言うと、「冬になったら冬の食べ物で元気を補おう」です。日本にも、「旬の食べ物を食べると体に良い」という考えがありますね。
では立冬の時期に旬を迎える食べ物には、どのような物があるのでしょうか。

野菜
かぼちゃ・ほうれん草・チンゲンサイ・ねぎ・にら・白菜・大根・生姜

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毛蟹・鯖・鮭・いくら・牡蠣

果物類
りんご・柿・ピーナッツ・ぎんなん

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まとめて食べるなら鍋がおすすめ!たくさん食べられて、体も温まりますね。

そして食後のデザートには、ぜひおせんべいを!
実は11月7日は「あられ・おせんべいの日」でもあります。
あられやせんべいの原料が米なのは知っていますか?1年で1番おいしい新米から作られた米菓を、立冬の季節に味わってもらおうと、この日が制定されました。
温かいお鍋で体が温まったあとは、おせんべいもいっしょにいただきましょう!

2020年の立冬は?

2020年の立冬の日付は11月7日です。その11月7日から次の二十四節気である小雪(しょうせつ)の前日(11月21日)までの間は、立冬の期間となります。

立冬は、冬支度を行うにはちょうど良い時期。立冬が始まるころには、実際に虫や動物たちは冬の時期を過ごすために寝床を作ったり、エサを探したりと準備を始めます。
体調の変化にも気を付けて、風邪を引かないようにしっかりと冬の準備をしていきましょう!